筋トレを始めたばかりの人なら、一度はこのような経験があるはずです。
「昨日のトレーニングで筋肉痛がきた。よし、筋肉が育ってる!」
私も最初はこう思っていました。
今回は筋肉痛と筋肥大の関係性についてをわかりやすく解説します。
筋肉痛=筋肥大は間違い
筋トレ初心者の方がよく「筋肉痛=筋肉が育つ」という考えをしていることがあります。
実は筋肉痛と筋肥大には直接的な関係は無く、筋肉痛があるかどうかで成長の度合いを測ることはできないんです。
ここで伝えたいのは「筋肉痛が起きるから成長しない」ということではなく「筋肉痛がきてもこなくても筋肉は成長する」ということです。
筋肉の成長に重要なのは、適切な負荷やフォーム、休養、栄養です。
筋肉痛ってなに?
筋肉痛とは不慣れな運動によって起こる、筋繊維の微細な損傷や炎症反応のことです。
「久しぶりに運動したら筋肉痛になった」といった経験はありませんか?それは普段使っていない筋肉が使われることで、筋肉が炎症しているサインなんです。
筋肉痛は、トレーニング直後より翌日~2日後に痛みが出ることが多いです。
ちなみに筋肉痛の痛みの強さも筋肉の成長量とは比例しません。
筋肉痛で筋トレをするとどうなる?
基本的には筋肉痛の状態でトレーニングをしても、筋肉は成長します。
また、痛みが増すということも特にないです。
しかし、強い筋肉痛(生活に支障が出るレベル)の場合は、ケガや回復が遅れることがあるため注意しなければいけません。
まとめ
- 筋肉は筋肉痛がきてもこなくても成長する
- 大事なのは負荷、フォーム、休養、栄養
- 筋肉痛の痛みと筋肉の成長量には関係性がない
- 痛みが強い場合はしっかり休む
以上のことに気をつけて筋肉痛とうまく向き合っていきましょう。